
試合に出場した選手の皆さん、お疲れさまでした。そして、ご協力いただいた保護者の皆様、スタッフの皆様、応援に来ていただいた皆様ありがとうございました。
<結果は一番下>
武道の試合は一対一。
自分の力だけでぶつかり合い、勝敗が決まります。
勝てば最高の達成感。
負ければ誰のせいにもできず、ただ自分の悔しさと向き合うしかない。
「どうしようもない悔しさ」を感じます。
そして、
トーナメント戦は最後まで負けずに終われるのは優勝者だけ。
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幼年や小1の部の選手は、
ほとんどが初挑戦。
人生で初めて「本気で悔しい」と思った子も多かったでしょう。
ご家族も、思わず体に力が入り、涙が出そうになるくらい心を動かされたと思います。
でも、試合はその悔しさを知るためにあります。
その思いを「次は必ず強くなる!」に変えていくこと。
それが本当の強さです。
そんな気持ちをつくれるよう指導していければと思っております。
ご家族の皆様もあの舞台で1人で戦ったことを褒めてやってください。
本当にすごい事ですよ。
そして、「戦う姿がかっこよかった」と伝え褒達成感を感じさせたやってください。
それが次のチャレンジに繋がっていきます。
ご協力お願いします。
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小6〜中学生は、思春期ど真ん中。
このお年頃は悔しさを外に出すのが苦手。
負けても平気な”ふり”をします。
でも、大丈夫ですよ。
ちゃんと悔しがってます。
殴られ蹴られて、しかも負けるなんて経験をして悔しくない人間はいないです。
思春期は負けること以上に悔しい思いを周りに悟られるのがイヤなんですよね。(特に親には)
だから悔しさを隠すためにいろんなこと言います。
「オレ別に本気で戦ってねーし」
こんな言葉が出たら順調に成長し思春期を迎えております。
大きく見えても、まだガラスのハート。
この年頃に影響力があるのは親の言葉よりも同年代の雰囲気です。
誰かが「悔しい。次は絶対勝ちたい!」と言うと強がっていた子も本音を出しやすくなります。
だから試合後には
「悔しい思いをしないのは優勝者だけ。ほぼ全員が悔しい思いをする。悔しいって素直に言えて練習できるやつが次強くなるんだぞ。」と話します。
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最後に
「悔しいっ」て言いながら次に向けて練習できる人間は勝つチャンスは続く。
諦めた時が本当の負け。
体が大きいことよりも、運動能力高いことよりも、
悔しがって自分を高めようとできる、そんな粘り強さを持っている者が最終的には強くなります。
これって人生にとっても、すごく大事な事だと私は思います。
仲間同士「悔しいから次は勝つ!」と言い合いながら練習する。
道場がそんな場になったらと思い日々練習しています。
それが生徒にとって道場が“楽しい”と思える場にもなるのではないかとも思います。
至らぬ点も多々あるともいますが、こんな気持ちで練習を行っております。
ご理解いただければ幸いです。
また、来年に向けてご協力お願い致します!

入賞者はもちろん、出場者たちみんなすごく熱くいい試合してました!!
また来年に向けてがんばろー!!